米国株投資におすすめの証券会社8選と選び方のポイントを解説

米国株投資におすすめの証券会社8選と選び方のポイントを解説
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これから米国株投資を始めたいと思っているものの、どの証券会社を選べばいいか分からずに悩んでいませんか?

証券会社選びは、手数料を安く抑えて投資で利益を出すために重要なポイントです。
選び方が分からないまま使い勝手が悪い証券口座を選んでしまうと、手数料が割高だったり、投資先が少なかったりといったデメリットがあります。

本記事では、米国株投資におすすめの証券会社8選と選び方のポイント・注意点について詳しく解説しています。
ぜひ、各種手数料が安く抑えられる証券会社で口座を開設して、米国株投資で安定した利益を出していきましょう。

この記事でわかること
  • 米国株投資におすすめの証券会社
  • 証券会社選びのポイント&注意
  • 米国株の買い方 など
こんな人におすすめの記事です
  • これから米国株投資を始めたい人
  • どの証券会社を選べばいいか分からない人/迷っている人
  • 証券会社を選ぶ際の基準を知りたい人 など

米国株投資におすすめの証券会社ランキング8選

米国株投資を始める際の口座開設におすすめの証券会社は、次の8社です。

証券会社名取引銘柄数取引手数料為替手数料
moomoo証券約7,0000.088%0銭
ウィブル証券7,000超0.200%15銭
マネックス証券5,000超0.495%買付時0銭
売却時25銭
楽天証券約1,3000.495%無料
SBI証券5,400超0.495%実質無料
DMM証券約2,0000.000%片道25銭
松井証券約4,1500.495%無料
auカブコム証券約2,0000.495%20銭

今回は、特におすすめの上位3つの証券会社を詳しく紹介していきます。

1位:moomoo証券

1位:moomoo証券
引用:moomoo証券 | 米国株・日本株・NISA・リアルタイムチャート
取引銘柄数約7,000
取引手数料0.088%(税込)※主要5社で最安
為替手数料無料
取引時間24時間取引可能(業界初)
銘柄の情報量豊富

銘柄の豊富さと、業界トップクラスの各種手数料の安さが、moomoo証券の大きな魅力です。
取引に必要な情報が豊富な上に、市場時間に関わらず、24時間いつでも取引できます。

moomoo証券は、ナスダックに上場している「FUTU」のグループ会社なため、信頼度の高い証券会社です。

※ナスダック=アメリカの株式市場
どこの証券会社が良いのか迷っている、手数料が安い証券会社を選びたい、銘柄が豊富な証券会社を選びたい人におすすめです。

moomoo証券【WEB】

2位:ウィブル証券

2位:ウィブル証券
引用:ウィブル証券
取引銘柄数約7,000
取引手数料0.20%
為替手数料15銭
銘柄の情報量豊富

ウィブル証券moomoo証券と同様に、取り扱い銘柄の多さと取引手数料の安さは業界最高水準です。
人気銘柄は市場時間に関わらず24時間取引可能で、注文なら全銘柄24時間いつでもできます。

専用アプリは世界で4,000万以上ダウンロードされており、スマホで手軽に米国株投資を始められるのが、ウィブル証券のメリットです。

ウィブル証券

3位:マネックス証券

3位:マネックス証券
引用:マネックス証券
取引銘柄数5,000超
取引手数料0~0.495%(1.1010ドル以下無料、以上22ドル)
為替手数料購入時0銭、売却時25銭
取引時間24時間可能

マネックス証券は、日本の中でも早い段階で米国株投資に参入している証券会社です。
NTTドコモの子会社なため、知名度や信頼度が高いのが特徴です。

moomoo証券と比べて取引銘柄数や各種手数料では劣りますが、24時間取引に対応していて、購入時に為替手数料がかからないメリットがあります。

米国株投資の証券会社を選ぶ際のおすすめポイント5選

米国株投資の証券会社を選ぶ際のおすすめポイント5選

米国株投資の証券会社を選ぶ際に必ず確認しておきたいポイントは、次の5つです。

  1. 各種手数料の安さ
  2. 取引銘柄の豊富さ
  3. 情報収集がしやすいか
  4. 注文方法の豊富さ
  5. ネット証券に対応しているか

証券会社選びを誤って米国株投資で失敗しないためにも、選び方のポイントを理解した上で口座を開設するようにしましょう。

1.各種手数料の安さ

米国株の証券会社選びで最初に確認しておきたいのが、各種手数料の金額です。
運用利益が出ても手数料の高い証券会社を利用していると、利益が減ってしまうリスクがあるため注意が必要です。

米国株投資をするには、次のような手数料がかかります。

  • 取引手数料
  • 為替手数料

各種手数料は証券会社によって異なるため、手数料を安く抑えられる証券会社を選べるかどうかが、利益に大きく影響します。
証券会社を選ぶ際は、取引手数料や為替手数料が業界最低水準に抑えられているかを重視しましょう。

米国株投資におすすめの証券会社ランキング」で紹介したmoomoo証券ウィブル証券は、特に手数料が安く抑えられているためおすすめです。

2.取引銘柄の豊富さ

米国株投資の証券会社選びでは、投資先企業である取引銘柄の豊富さも重要です。
取引銘柄数が少ないと、大きな利益が出そうな銘柄や、今後伸びそうな銘柄を購入できません。

取引可能な銘柄数は証券会社によって異なり、100〜7,000超と大きな差があります。
有名銘柄はどこの証券会社でも取り扱っている場合が多いですが、銘柄が多い方が選択肢も広がります。
特に、5,000〜7,000程度の銘柄を取り扱っている証券会社を選ぶのがおすすめです。

米国株投資におすすめの証券会社ランキング」で紹介したmoomoo証券ウィブル証券、マネックス証券は、いずれも取り扱い数が豊富なため、どこを選んでも失敗しないでしょう。

3.情報収集がしやすいか

米国株投資では、企業の情報収集がしやすい証券会社を選ぶのがおすすめです。
取引銘柄を選ぶ際は、企業情報やチャート、財務・決算状況などのリサーチが必須です。

これらの情報がサイトやアプリに網羅されている証券会社なら、自分で情報収集をしなくても、投資先の選定に必要な情報が簡単に得られます。
米国株投資に関係する海外ニュースをタイムリーに取り上げている証券会社もあります。

安定して成長している企業やこれから伸びる企業を見極める上で、情報量の豊富さは重要なポイントです。

4.注文方法の豊富さ

米国株投資には複数の注文方法があり、対応している種類が豊富なほど、柔軟で臨機応変な投資やリスクヘッジが可能です。

具体的には、次のような注文方法があります。

  • 指値注文→〇円以下で買う、〇円以下で売るのような価格指定での注文
  • 成行注文→価格を指定せずに注文する方法
  • 逆指値注文→〇円以上で買う、〇円以上で売るのような価格指定での注文
  • トレール注文→相場の値動きに応じて注文価格を変動させる逆指値注文の方法 など

適切な注文方法は時間やタイミングなどによっても異なるため、選択肢が多い証券会社を選んだ方が、取引がしやすくなります。

5.ネット証券に対応しているか

米国株投資をする際は、ネット証券を選ぶのがおすすめです。
ネット証券は各種手数料が安く抑えられているため、利益が得やすい特徴があります。
ネット証券以外の証券会社だと、手数料が高く設定されている場合が多いため、あまりおすすめしません。
少しでも取引手数料を抑えるなら、ネット証券を選ぶようにしましょう。

特に、専用アプリがある証券会社だと、簡単かつ手軽に取引できるため、初心者でも使いやすいです。

米国株投資をする際の注意点3選

米国株投資を始める際はおすすめの証券会社や選び方のポイントだけでなく、注意点も理解しておく必要があります。
初心者が米国株投資を始める際に注意したいポイントは、次の3つです。

  1. 為替リスクがある
  2. 二重課税が発生する
  3. 値幅制限がない

口座開設や投資は、注意点をきちんと理解した上でおこなうようにしましょう。

1.為替リスクがある

米国株に投資する際に必ず理解しておきたいのが、為替リスクが存在する点です。
為替相場の値動きによって日本円の価値が変動するため、取引時と決済時で為替レートが異なると損益が発生する可能性があります。

注文時よりも売却時の方が円安になっていた場合、日本円の価値が下がった分だけ損失(為替差損)になるイメージです。
米ドルを所有していなくても円建てで手軽に取引できる反面、為替の変動リスクがあることをあらかじめ理解しておきましょう。

2.二重課税が発生する

米国株には売却時に発生する譲渡益課税と、配当金受け取り時に発生する配当課税がありますが、配当課税は二重課税が発生します。

  • 譲渡益課税→日本でしか課税されない
  • 配当課税→米国と日本の両方で課税される

配当課税は米国で10%源泉徴収され、残りの金額に対して日本で20.315%源泉徴収される仕組みになっています。

米国株は成長性があり、高配当が期待できますが、日本株よりも多く課税されるデメリットがあることを理解しておきましょう。

二重課税は、確定申告で外国税控除を適用すれば税額控除ができ、米国で課税された10%分を還付金として受け取れます。

源泉徴収ありの特定口座で取引をする場合は確定申告は不要ですが、外国税控除を活用したい場合は必ず確定申告をおこなってください。
ただし、新NISAで米国株投資をおこなう場合は、外国税額控除ができないため注意が必要です。

3.値幅制限がない

米国株投資には値幅制限がないため、株価が急激に高騰・暴落するリスクがあります。
値幅制限とは、株価の変動を一定の範囲内に抑えるためにおこなう制限のことです。
国内株式では値幅制限が存在するため、異常な株価高騰や急落を抑えられますが、米国株式にはないのがデメリットです。

特に、指値注文をする場合は、値幅制限がないと株価と指値に大きな差が生まれ、注文ができない場合があるため注意が必要です。

米国株の買い方

米国株の買い方

手数料が安く、取り扱い銘柄が豊富な自分に合った証券会社が決まったら、実際に口座開設をして、米国株投資を始めましょう。

米国株投資の始め方と米国株の買い方は、次の3ステップです。

  1. 証券会社で口座を開設する
  2. 投資したい銘柄を選ぶ
  3. 米国株を金額や株数を指定して購入する

詳しい買い方や始める際のポイントなどについては、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ:米国株投資は手数料が安く、銘柄が豊富な証券会社で始めましょう

米国株投資で手数料を安く抑えて利益を出すには、証券会社選びが重要です。
最後に、今回紹介したおすすめの証券会社3社と選び方のポイントをあらためておさらいしていきます。

【米国株投資におすすめの証券会社】

  1. moomoo証券
  2. ウィブル証券
  3. マネックス証券

【証券会社を選ぶ際のポイント】

  1. 各種手数料の安さ
  2. 取引銘柄の豊富さ
  3. 情報収集がしやすいか
  4. 注文方法の豊富さ
  5. ネット証券に対応しているか

証券会社が決まったら、「米国株の買い方は?おすすめの銘柄や証券会社、注意点も解説」を参考にしながら、米国株投資を始めましょう。

moomoo証券【WEB】
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