【2024年11月最新】貯金するならどこの銀行?普通預金でおすすめの貯金用口座3選
目次
「貯金するならどこの銀行がいいの?」
「貯金用口座と他の口座の違いを知りたい」
このような悩みを解決します。
新NISAが始まり投資と貯金を両立する必要がある現代では、どの銀行の口座で貯金しておくのかが重要です。
結論、投資をしつつ効率的に貯金したいなら、貯金用口座として「金利の高い銀行の普通預金」を利用しましょう。高金利だとお金が増えやすく、普通預金ではお金の出し入れがしやすいからです。
この記事を読めば貯金用口座の概要と普通預金のおすすめ貯金用口座がわかり、貯金や投資を効率的に行えるようになるので、ぜひご覧ください。
本記事では前半で貯金用口座の概要と普通預金でおすすめの口座を解説し、後半で貯金用口座の選び方について解説していきます。
- 貯金用口座の概要
- 普通預金のおすすめ貯金用口座3選
- 銀行の貯金用口座の選び方
- 貯金用口座と他の口座の違いがわからない方
- 貯金用口座でおすすめを知りたい方
- 貯金用口座の選び方まで理解したい方
貯金用口座とは?
貯金用口座とは、お金を貯金することを目的とした貯金専用の口座です。貯蓄用のため、必要な時以外は基本的に資金を引き出すことはありません。
銀行口座を用途別に分類すると、次の3種類に分けられます。
銀行口座の種類 | 内 容 |
---|---|
生活用口座 | 給与の振込やクレジットカードの引き落としで使う口座 |
イベント用口座 | 車や家電など大きめの出費用の口座 |
貯金用口座(貯金専用) | 貯金専用の口座 |
生活用口座は誰もが1つは持っているメインの口座で、給与振込やクレジットカードの引き落としで使います。
その他、特別支出向けのイベント用口座や貯金用口座を作っている家庭が多いです。イベント用口座については、貯金用口座に含めて貯金専用として利用されている場合もあります。
銀行口座としては生活用口座と貯金用口座の2つを最低限もっておく必要があるので、覚えておきましょう。
普通預金のおすすめ貯金用口座3選
貯金口座を作るならどこがいいのでしょうか?貯金口座を作ってお金を預けるなら、郵便局より銀行をおすすめします。 なぜなら郵便局より銀行の方が普通預金の金利が高いからです。
では、貯金口座を作って貯金するならどこの銀行の普通預金がいいのでしょうか?
結論、ネット銀行を貯金用口座として活用するのがおすすめです。ネット銀行は金利の高い傾向にあり、店舗型の普通預金と比較して5~10倍になる傾向があるからです。
本章では、以下の「普通預金のおすすめ貯金用口座3選」をご紹介します。
- SBI新生銀行
- あおぞら銀行
- 楽天銀行
これら3つの銀行はいずれもネット銀行です。各銀行の特徴を以下で解説します。
自分のライフスタイルにあわせて、紹介するネット銀行口座を選んでみてくださいね!
SBI新生銀行
SBI新生銀行はSBIグループが運営するネット銀行です。以下の3つの特徴があります。
- 普通預金金利はダイヤモンドステージで0.30%。(2024年11月1日時点)
- 取引でポイントが貯まる。
- 提携コンビニATMの出金手数料が無料。
ダイヤモンドステージとは? SBI新生銀行の会員ステージの1つ。SBI証券の口座とSBI新生銀行の口座を連携させる「SBI新生コネクト」の利用により、ダイヤモンドステージになることが可能。 |
SBI新生銀行は最大で金利が0.30%と高く、セブンイレブンやローソンなどの提携ATMであれば手数料が無料なのも魅力です。
参考:ATM|SBI新生銀行
また、SBI証券の利用者はSBI新生銀行との相性が良いのが特徴です。SBI証券の口座開設を既にしている方やこれからSBI証券で投資を始める予定の方は、SBI新生銀行の口座を貯金用として検討しましょう。
参考:SBI新生銀行公式サイト
あおぞら銀行
あおぞら銀行は店舗や窓口をもたないネット銀行で、特徴は次の3つです。
- 普通預金金利が0.20%と高い。(2024年11月1日時点)
- ゆうちょ銀行ATMで手数料無料。
- 他口宛て振込手数料で無料サービスあり。
あおぞら銀行は金利が0.20%と高く、一般的な銀行の0.02%より10倍も効率的に貯金ができます。
また、ゆうちょ銀行ATMを使うことで、いつでも無料で引き出し可能な優良ネット銀行です。
そのため、貯金用口座の候補として最もおすすめできる口座の一つといえます。
参考:あおぞら銀行公式サイト
楽天銀行
楽天銀行は楽天グループが運営するネット銀行で、次の3つの特徴があります。
- 普通預金金利はマネーブリッジ利用で0.18%。(2024年11月1日時点)
- 給与振込の取引などで楽天ポイントが貯まる。
- 提携しているコンビニATM手数料が一定回数無料。
マネーブリッジとは? 楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させるサービス。 |
楽天銀行も最大で金利0.18%と一般的な金利の5倍と高いのが魅力です。また、楽天ポイントが貯まりやすくなるため、楽天経済圏を活用している方には特におすすめですよ。
もちろん、楽天証券の利用者は楽天銀行との相性も非常に良く、「楽天証券を既に利用している」または「これから利用予定」の場合は、楽天銀行もぜひ活用しましょう。
銀行の貯金用口座の選び方(3ステップ)
銀行の貯金用口座の選び方は次の3ステップです。
- ネット銀行を利用する
- 普通預金の金利が高いネット銀行を候補にする
- 自分が利用しているサービスとの相性を確認する
これらの3ステップで銀行の貯金用口座を選ぶことができると、失敗するリスクを減らせます。具体的な手順を以下で解説します。
ネット銀行を利用する
銀行の貯金用口座を選ぶ際は、ネット銀行の利用がおすすめです。その理由は、ネット銀行は普通預金の金利が高く、コンビニやゆうちょのATMで使用できて便利かつ手数料無料と経済的だからです。
例えば、ネット銀行には以下のような銀行があります。
- SBI新生銀行
- あおぞら銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- オリックス銀行
- UI銀行
- 東京スター銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
それぞれに特徴があり、活用方法によって個々にベストな銀行は異なります。
ただし、貯金用としてメインに使用する場合には、「普通預金の金利が高い」「入出金手数料が無料」の2点を基本にネット銀行を検討するのがおすすめですよ。
普通預金の金利が高いネット銀行を候補にする
続いて、ネット銀行のうち普通預金の金利が高い銀行を検討していきます。理由はシンプルで、普通預金の金利が高いと貯金してお金が増えやすいからです。
普通預金の金利が高いネット銀行としては、以下の銀行が挙げられます。
- SBI新生銀行
- あおぞら銀行
- auじぶん銀行
- UI銀行
- 楽天銀行
- GMOあおぞらネット銀行
これらの銀行は0.1~0.33%の高水準の金利となります。
ただし、金利を引き上げるために条件が多い場合などもあるため、事前にしっかり確認するようにしましょう。
その点、あおぞら銀行は通常金利で0.2%を誇るのはかなりおすすめできるポイントです
このように、普通の預金の金利の高さは貯金額の増加に直結するため、シビアな目線で選定しましょう。
自分が利用しているサービスとの相性を確認する
最後に、自分が利用しているサービスとの相性を確認します。
前提として、既に解説したようにあおぞら銀行の普通預金口座は通常で0.2%と非常に高いため、関連サービスの利用有無にかかわらずおすすめです。あおぞら銀行は生活防衛費など、しばらく使わない日本円を貯蓄するには最適といえるでしょう。
確認するサービスとしては、証券口座や普段買い物する方法、利用しているクレジットカードなどが挙げられます。
その中でも証券口座の保有が高金利に直結するので、自身の証券口座を基準に選ぶとよいでしょう。
その上で、以下の2つのどちらかもしくは両方を選択しましょう。
- SBI証券を利用しているまたは利用予定があるなら、SBI新生銀行の口座を開設
- 楽天証券を利用しているまたは利用予定があるなら、楽天銀行の口座を開設
この2つの銀行は、証券会社としても人気のSBI証券と楽天証券と相性が良い銀行なので、おすすめです。また、お金を入れておくと投資にもすぐ使えて便利です。
一方で、投資で使ってしまうリスクもあるので、貯金用口座の観点でいうと、あおぞら銀行に軍配があがるでしょう。
よって、基本は金利も高いあおぞら銀行に貯金しておきながら、投資やその他サービスとの相性をみてSBI新生銀行か楽天銀行を開設するのがおすすめです。
「貯金するならどこの銀行?」に関するよくある質問
「貯金するならどこの銀行?」に関するよくある質問は次の3つです。
- 銀行口座は何個持つのがベスト?
- ゆうちょで貯金するメリットは?
- おすすめの貯金方法は?
- 貯金は一つの口座にいくらまで預けられる?
- 定期預金とどっちがいいの?
銀行貯金に関する疑問をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
銀行口座は何個持つのがベスト?
銀行口座は生活用と貯金用(あおぞら銀行)の最低2つは持つべきです。
必要に応じて、SBI新生銀行や楽天銀行の口座も開設しておくと投資などをする際にスムーズな運用ができるため、計3つ程度持つのがベストといえます。
ゆうちょで貯金するメリットは?
本記事で紹介した3銀行と比較すると、ゆうちょで貯金するメリットはほぼありません。
あおぞら銀行の口座を最優先で開設するのがおすすめです。あおぞら銀行はゆうちょでの引き出しができます。
おすすめの貯金方法は?
先取り貯金や自動引き落としでの投資や貯蓄型保険など、余ったお金を貯めるのではなく強制的に貯金される(引き落とされる)方法が効果が高いです。
貯金は一つの口座にいくらまで預けられる?
銀行預金の上限は特にありません。ただし、預貯金で保障されるのは「元本1,000万円とその利息」までのため、注意が必要です。
貯金用と投資用の口座を上手に使い分けましょう。
定期預金とどっちがいいの?
金利が高いもので0.5%程度ある定期預金の方がお金が貯まりやすい傾向があります。
ただし、一定期間引き出せないデメリットがあるため、家計の状況をしっかり考えたうえで選択するようにしましょう。
貯金するならどこの銀行?金利で選ぶなら「SBI新生銀行」!
貯金用口座で最もおすすめなのは、「SBI新生銀行」です。そのため、生活用の銀行口座に加え、貯金用のSBI新生銀行も持っておくことをおすすめします。
必要に応じてあおぞら銀行や楽天銀行の口座も開設し、銀行口座は計3つ程度持っておくと良いです。
SBI新生銀行・あおぞら銀行・楽天銀行などのネット銀行を活用し、効率的に資金を増やしていきましょう。